■ARTIST'S PROFILE
■Artist's Profile

シンガーソングライター。
ブラジル・ミナスジェライス州ベロリゾンチ生まれ。
ミナスジェライス連邦大にてジャーナリズム専攻。
1982年に初のバンドGRUPO CÂNFORAを結成、大学祭での演奏を中心に活動する。
1983年にソランジ・ボルジェス(ロー・ボルジェスの妹御!)のグループにドラマーとして加入、これがレオのプロミュージシャンとしてのキャリア第一歩となる。のちにミナスを代表するミュージシャンであるトニーニョ・オルタに心酔し、自身の担当楽器を幼少から嗜んでいたギターに戻す。
1986年にはジャーナリストとしての道を捨て、音楽に身を捧げることを決意、単身ヨーロッパに渡る。パリに1年滞在ののち、祖父がスペイン人であったことと、本格的にフラメンコギターを学びたいという動機から、スペイン・マドリードに活動拠点を置く。
1992年、マドリードで弾き語りの仕事をこなしながら生計を立てていたレオのもとに、憧れの存在であったトニーニョ・オルタが現れ、以後急速に友情を深める。それは後年のレオのアルバムへのゲスト参加という形で結実していく。
1996年にファーストソロ ”Bonito de Escutar” をリリース。2000年にトニーニョ・オルタ、セルジオ・サントスらミナスの重鎮をゲストに招いたソロ第2作 “Sol no Bleu” を発表。
2003年には、それまでのジャジーなMPB指向の音楽から、のちに鉄壁のタッグを誇ることになるスペイン人アーティスト、スソ・サイス(Suso Saiz)をプロデューサーに迎えたサードアルバム “Stereo13” の製作により、大胆な音楽性の方向転換に成功する。
2006年、錚々たるブラジル/スペインのミュージシャンらの参加のもと、異次元/宇宙空間をも想起させるサウンドが印象的な傑作 “Aulanalua” をリリース、国際的に高い評価を得る。
そして2009年、最新アルバム “Da Boca Pra Fora” を発表。かのセザル・カマルゴ・マリアーノの息子(すなわちマリア・ヒタの異母兄弟にあたる)マルセロ・マリアーノをベーシストに迎え、よりアグレッシヴ&プログレッシヴな音世界を構築している。
共演ミュージシャンとして、トニーニョ・オルタ、セルジオ・サントス、ソランジ・ボルジェス、シコ・アマラウ、ヴァンデル・リー、アフォンシーニョ、マリーナ・マシャード、アルナウド・アントゥネス、モスカ、ヴィトル・ハミル(以上ブラジル)、ホルヘ・ドレクスレル(ウルグアイ)、ペドロ・ゲーラ、パブロ・ゲレロ、ディエゴ・ヴァサロ(以上スペイン)らが名を連ねる。
ボサノヴァ/ロック両面からの切り口でMPBのエッセンスを披露しつつ、アルゼンチン音響派にも通ずるアヴァンギャルドなサウンドを身上とする。しかしながらミナス人としての血が彼の音楽のベースとなっていることは明白で、その甘い歌声と浮遊感溢れる音楽はきっと日本におけるブラジル音楽ファンらの心を強く捉えることだろう。
2009年7月、Voz & Violão(弾き語り)スタイルでの日本ソロツアーが決定。
レオ・ミナックスが初めて日本の音楽ファンの前に登場する。
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