■スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

■Sem Tirar Nem PôR(引きも足しもせず)日本発売に寄せて(前編)


鮮かに立ちのぼる音。
微かに震えながら、
静寂に溶けてゆく音。
荒ぶりかすれる音。
甘く切なく感情を包み込む音。.....

このアルバムはいっさいの
音響的加工をあえて行わず、
ヴォーカルとアコースティック・ギターだけで、スタジオ・ライヴ録音されました。
正にアルバム名どおりに、Sem Tirar Nem Pôr...何も加えず、何も削っていない、直球勝負の演奏。そのことが、レオの作る「歌」そのものの魅力を鋭く際立たせています。息遣いや弦の擦れる音も生々しく、すぐ眼の前で弾き語られているような親密感を伴いながら、ミニマルな音の要素とは相反する、豊かで繊細な彼の世界を描き出しています。

例えば、過去のアルバムと聴き比べてみると、同じ曲でも、単に演奏やアレンジが違うからではなく、歌が違った表情を見せていることに気づき、ハッとさせられます。レオは、声とギター、それだけで、それぞれの歌の奥深いところにある細やかな情感を浮かび上がらせ、聴き手へダイレクトに伝えているのです。

ギターから生まれるアクセントの効いた多彩なリズムと、抑揚やメリハリ、歌詞の音韻を自由奔放に拾うことで声(身体)から生まれるリズム。そして、洗練されたメロディーラインと独特のハーモニー感覚。それらが絶妙に融合するレオの演奏は決して同じ表現に留まることはなく、時を経るごとに進化し、彼自身と共に変わっています。その意味では、このアルバムは、あの日あの時のレオが確かに刻印されたもの、といえるでしょう。

* * *

2009年7月下旬、日本での初めてのソロ・ライヴ・ツアーを終えて満足気なレオは、「次のアルバムはギター1本で作るよ」という言葉を残して帰国していきました。それからわずか2~3週間の内に、「もう準備は終えたから、明日からスタジオに入るんだ」との近況を聞いた時にはとても驚きました。レオはある意味で日本人以上に細やかな人ですが、やはり基本的には、“ラテン系”スペイン在住のブラジル人。のんびりしたところがありますので、特に時差の違う外国への長旅から戻った後は、普段であれば無理はせず、まだ疲れを癒している頃です。それが、もう録音を始めるというのですから!

レオは後になって、日本から帰国したばかりの頃の自分を「日本で、沢山の人と知り合えて、いろいろときれいな所へ行けて、嬉しい気持ちでいっぱいだった」と振り返っていました。今にして思えば、日本にいる間に感じたもの、得たエネルギーをそのまますぐにスタジオに持ち込みたかったのだろう、と思います。
帰国直後、怒涛の勢いでMySpace上に連載された、「日本滞在日記」(原題De Vuelta a Madrid、スペイン語)でも彼の高揚した気分が伝わってきます。関連記事はこちら

 ~ 後編へ続く ~

(posted by marikinha)

■コメント

■コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 

Recent TrackBacks

Profile

equipe

ごあいさつ
当ブログのはじまりこれから
---
(Japan Solo Tour 2009 企画/主催)
ブラジル音楽工房サンバタウン
ぜじろぐ
(blog制作)
marikinha [admin_login]

Contact

name:
e-mail:
subject:
content:

!!! NOW ON SALE !!!

SEM TIRAR NEM PôR
(引きも足しもせず)
SEM TIRAR NEM POR buy at ブラジル音楽工房サンバタウン
buy at diskunion
buy at HMV
buy at Amazon.co.jp
buy at 大洋レコード
buy at TOWER RECORDS

DA BOCA PRA FORA DBPF buy at ブラジル音楽工房サンバタウン
buy at 大洋レコード
buy at fnac.es

AULANALUA AULANALUA buy at ブラジル音楽工房サンバタウン
buy at fnac.es
buy at iTunes Music Store

OFFICIAL VIDEOCLIPS

O AR PELO AVESSO 詳しく見る 
PREMEIRO AMOR 詳しく見る 
BOCA 詳しく見る 
ATÉ VOCÊ VOLTAR 詳しく見る
SAÚDE 詳しく見る

INTERVIEW

インタビュー 連載

Part.1から読む

Search

QR code

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。