■Da Boca Pra Fora (2009)

よりシンプルに、よりディープに。力強く進化したレオの最新作。
前作Aulanaluaで構築した音世界に更に磨きをかけたニューアルバム。
特に印象に残るのは「音響派」的ニュアンスを巧みに残しつつも、
鮮烈なライヴ感に満ち満ちているその威風堂々たるサウンドであり、
それはレオの音楽家としての自信の表れに他ならない。ベーシストには
かのセザル・カマルゴ・マリアーノの息子マルセロ・マリアーノを起用し、
ヴィトル・ハミルの作品(抜群の相性!)も採り上げる等、その道の
MPBファンへの訴求度も高し。収録曲もアカペラあり、骨太なロックあり、
ダウナーで甘美なナンバーありとバラエティ豊富ながらも散漫さを微塵も
感じさせない。ひときわ目を惹くヴィヴィッドなデザインワークは気鋭の
イギリス人アーティスト、ショーン・マカウィ。本作のトータルアートとしての
魅力はそのままレオの充実ぶりを体現しているかのようだ。
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ライヴ会場でも販売予定
試聴できます
Um Segundo no Infinito 詞・曲 / Leo Minax
Primeiro Amor 詞 / Vitor Ramil 曲 / Leo Minax
Tupi na Rede 詞 / Makely Ka 曲 / Leo Minax
O Ar pelo Avesso 詞 / Leo Minax 曲 / Robertinho Brant
Da Boca pra Fora 詞 / Makely Ka 曲 / Leo Minax
Do Bão 詞 / Vander Lee 曲 / Leo Minax
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